夏休みシリーズ ①ハロー校サマースクールその1

って、いまさら?う、夏休み終わりかけですよね・・・


ハロー校というのは、イギリス・ロンドンの郊外にある全寮制のエリート進学校のこと。こういう体制をボーディングスクールというんですね。そのハロー校が開催しているサマースクールは、2週間、3週間、4週間の長さでプログラムが組んであって、世界各国から集まった中高生が集い、英語の勉強や英国の文化を学んだりするようになっています。


僕はその二週間コースに行ってきました。

カルチャーショックって凄いんだ。それが一番でかい。


集合時間、5分ぐらい遅れても別にオンタイム範囲内だし、パンティング(注:ボートに乗って川底をさおでついて進む遊び)で他のボートとぶつかったり水がかかったりしても気にしないし、映画館でポップコーンが結構こぼれてても気にしない。かといって、とにかくざっぱなわけでもなく、地下鉄の中で軽く他人の足を踏んでしまっても”I'm sorry”と絶対に言うし、お店のレジの人もかなりご丁重な感じでお客さんを扱っている。


ううん・・・ 良くわかんないなぁ。
大雑把なの?繊細なの?


しかし、覚えてるぞ。おれは。
林望という日本文学者で、イギリスのケンブリッジとオックスフォードで研究をしていた方がおられるのだが、その方が執筆された本に「イギリス人は一見大雑把に見えるが、よくよく考えてみると繊細で、思いやりのある人種なのだ。」とあった気がする。


なるほど。確かにわからんでもない。
そして、もう少しイギリス人を観察してみた。確かに林望先生のおっしゃるとおりだ。説明するのは難しいけど。



やっぱりその土地の文化に一度DIVEしてみて、慣れていけばなんとなくわかってくるんだなぁ。
そんなことを思ったサマースクールでした。

ということで、4回か5回シリーズで書いていきたいと思います。